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『新聞の重み』
枦山 由佳(12歳) 鹿児島県鹿児島市
二年前の夏休み、新聞がどうやって家に届くのか知りたくて調べました。午前二時半、約束の時間に販売所に着くと「おはよう。よく来たね」と笑顔でむかえていただきました。
そしていそがしく仕事をしながらも、たくさんのことを教えてくださいました。家に帰ってからは新聞がまちどおしくてそわそわ。四時半、待ちにまった新聞を笑顔で手渡してもらった時のうれしかった気持ちは、今でも覚えています。
それから二週間。台風が鹿児島に上陸。ゴーゴー、ガタガタ。私は恐くて眠れませんでした。「ああ、今日は新聞は配達できないんだろうな」と思っていたら翌朝、なんと新聞が届いていたのです。午前一時半から七時すぎまで六時間近くもかけて歩いて配達したというお話をあとからお聞きしました。
配達員の方の責任感の強さにおどろき、新聞の重みを感じました。それ以来、私は、感謝の気持ちを持って新聞を読んでいます。
「毎朝いつもありがとうございます」。
『新聞だから』
山口 眞子(11歳) 東京都世田谷区
私の家に新聞を配達してくださっているのは、どちらかといえばおじいさんの年の方です。
うちは門を入ってずっと奥の家の二階。玄関まで遠いので門のところに郵便用のポストとインターホンがあります。
引っ越してきた三年前、早起きして雑草取りをしていたお母さんが、配達のおじいさんに会って、階段が急なので門のポストでいいですよ、と言ったそうです。そしたらおじいさんは、こんなことは何でもない、ドアまで届けるのが新聞だから、と言ってお母さんの横を通ってトントンと階段を上がって、降りてきて少し笑って、また自転車でどこか行ってしまったそうです。私が学校から帰るとき、時々夕刊を配達するおじいさんに会います。私がまだ寝ている朝にもおじいさんは朝刊を配達しています。三年たってもおじいさんはとても元気だなあと思います。
前に住んでいた国では売店まで新聞を買い行っていました。日本はパジャマのまま朝刊を読めるからありがたい、とお父さんはいつも言います。配達のおじいさん、毎日ありがとうございます。いつまでも元気でがんばってください。
『心を込めて新聞配達』
鈴木 絵梨奈(11歳) 愛知県岡崎市
私が小学校五年生の時だった。祖父がたんのう炎の手術のために入院することになった。母は祖父のそばにいるため、家を空ける日が多くなった。学校から帰りドアに夕刊が入っているのを見つけると、「また今日もいないんだ」と寂しくて涙が出そうになった。
そんなある日、家の前の道路で長年、夕刊を配ってくださっているおばさんに出会った。いつもと変わらない笑顔で、「元気だった? 大きくなったね。学校がんばりなね。はい、夕刊」とそっと手渡してくれた。私はなんだか心がほくほくと温まるような優しく包み込まれた気持ちになった。新聞を見て寂しがってばかりいた私は、とてもはげまされ、またうれしかった。
しばらくし、手術が成功した祖父は、入院生活中ゆいいつ楽しみにしていたのが新聞だった。私もできる限り祖父のもとへ心を込めて配達した。一人で寂しい思いをせず、早く元気になってくれるように願いのパワーを折り込んで。そう、おばさんが私に手渡してくれた時と同じように言ってみた。
「はい、新聞」。
『ありがとうってうれしい』
高野 圭太(8歳) 岡山県玉野市
「ありがとう、圭太。よう新聞持って来てくれたなあ」。毎朝ぼくは、お父さんお母さんから、そう言われます。ぼくの一日は、朝起きるとげんかんから新聞を、二かいにいるお父さんに持って行くことから始まります。そして、お父さん、お母さん、お兄ちゃんが新聞を読み終わると、一かいのおじいちゃん、おばあちゃんのところへもって行きます。おじいちゃん、おばあちゃんからも「ありがとう、圭太」と言われます。「ありがとう」と言われると、とてもうれしい気持ちになって、また明日も新聞はこびをがんばろうと思います。
でも、新聞はいたつの人は、みんながねている朝早くにお仕事をするから、ぼくみたいにみんなから「ありがとう」を言ってもらえないだろうな。だからがんばって早起きしてぼくが「ありがとう」をはいたつの人に言ってあげたいな。そしたら、ぼくと同じうれしい気持ちになってもらえるかな。
『新聞配達を手つだって』
岡田 佳奈絵(12歳) 兵庫県加古川市
私の友達のおじいさんとおばあさんは、新聞配達をしています。
学校の帰り道や休みの日に、新聞配達をしているところをよく見かけます。
私は夏休みに一回だけ、夕刊の配達を手つだったことがあります。
友達のおばあさんは手さげぶくろに、たくさんの新聞を入れていました。私と友達はその新聞をポストに入れる手つだいをしました。その時、ポストに入れる新聞をまちがえないように注意して入れました。
夏だったので、とても暑かったです。
新聞配達の人は、暑い日も、寒い日も、雨の日も、風の日もどんな時も毎日休まず、私達に新聞を届けてくれていることが、とてもありがたいことだと思いました。
そんな気持ちを届けてくれる新聞配達の人達はすごいなあと思いました。
『いつもありがとう』
大沼 加奈(12歳) 福島県郡山市
私がねている間に新聞がとどきます。まず、早おきのおばあちゃんが新聞を読みます。おばあちゃんは、とても新聞を楽しみにしています。次に、私が読みます。朝はあまり時間がないので少ししか読みません。でも、天気や事件はかかさずチェックします。次に、お父さんが帰ってくるとゆっくり新聞を読みます。お父さんは細かいところまで読むのでいろいろなことを知っています。次にお母さんも読みます。そして最後にお姉ちゃんたちが読みます。一番上のお姉ちゃんは、スポーツのサッカーが好きなので毎日かかさず読みます。二番目のお姉ちゃんも毎日の、事件など、かかさず読みます。
私の家族はみんな新聞が大好きです。毎日の天気やその日におこった事件のことなど、知りたいことがたくさんあります。いろいろなことをお知らせしてくれる新聞屋さん。私は心からありがとうと感謝しています。
『新聞配達って大変だな〜』
舛本 伶未(12歳) 山口県大島郡周防大島町
朝四時ごろバイクの音に気付き目が覚めた。新聞だ。おじさんももう行ったかなと思いまたねむりについた。私のおじは新聞配達をしている。午前三時から配達しているそうだ。おじは新聞配達をして仕事へ行く毎日を送っている。体がよくもつなあと心配してたずねると、みんなが待っているからねと笑うばかりだ。
私は四人家族だ。父に母、一人の姉がいる。毎朝、新聞を取りに行くのは父の仕事だ。父は起きたらすぐに新聞を取りに行く。そして居間でじっくりと新聞を読んでいる。姉は学校から帰るとすぐに新聞を広げて読んでいる。母も夜の空いている時間に読んでいる。私は新聞を読む習慣が最近になってついてきた。前までは、めんどくさいの一言だったが、今は少しでも読むようにがんばっている。新聞を配る人に感謝してこれからも新聞を活用していきたい。新しい知識を得るには何よりだから。
『はいたつの人って、スゴイ』
中村 公星(9歳) 栃木県宇都宮市
きょうぼくは、ぐうぜん三時ごろトイレに起きた。外はまだ暗くて、どしゃぶりだ。ふとんにもどろうと思って、げんかんのドアの前を通ったら、きゅうに、ドアの外のセンサーライトがついてびっくりした。
どしゃぶりの中で音が聞こえて、よく聞いてみたら、バイクの音で、ポストに何か入れた音も聞こえた。いそいでぼくが外に出た時には、もうだれもいなかった。ポストにはていねいに、雨にぬれないようにビニールに入った新聞だった。
「すごい!」と思った。新聞がぬれないようにもだけど、こんなにまだ暗くてみんなねている時間に、はいたつしてくれてることだ。どしゃぶりでも、いっけんいっけんに、とどけてくれているからだ。ぼくの家に、はいたつしてくれた人には会えなかったけど、いつも本当にありがとうございます。
『勇気をだしてあいさつ』
古井 梨乃(11歳) 佐賀県佐賀市
私がこんな体験をしたのは、三、四年前でした。そのころは、ものすごく寝ぼすけで、六時半に起きればいい方でしたが、いつもは、七時に起きていました。
そんな私が、めずらしく朝の五時ぐらいに起きました。私は「そろそろ新聞が来るころだなぁ」と思い、外に出ました。そうしたらちょうど新聞配達の方が、私の家に配る時だったので、勇気を出して、「おはようございます」と言ったら、「ニコッ」と笑って「おはようございます。こんな朝早くからえらいねぇ」と言ってやさしく新聞をわたしてくれました。そんなささいなことでしたが、勇気を出した分、やさしくしてくれたのが、よけいうれしかったです。
私はそれから、あの新聞配達の方のように、相手が喜んでくれるようなあいさつをできる人になりたいと思うようになりました。今日も新聞配達の方を目指して、あいさつをします。
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