今どき、こんな優しい少年がいるんだ。幼い子どもを狙った度重なる凶悪事件や10代の犯罪行為など、やるせない気持ちでいた私の目に飛び込んできた一つの記事、ひときわ輝いて見え、何度も読み返しました。心に熱いものが込み上げてきました。
足の不自由な駄菓子屋を営む川口菊子さんを気遣い、代わりにごみ出しを続ける中学1年生の奥下雅士君。年齢の差を感じさせない友情は、写真に写る二人の笑顔から実感できます。
川口さんは、「まあちんに小遣いあげようといっても『ぼく、それが欲しくて、しとるんじゃないげん』と言う。いつも心の中で手を合わせています」と言っています。
自ら進んで、他人に迷惑をかけず、そして代償を求めない。奥下君の思いやりはボランティアの模範だと思います。
(北陸中日新聞 2005/12/2付 夕刊 を読んで)
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